Time was not enough to me at all.

更新できませんでした。まったく時間がなくて、

WEBの制作、一歩間違えるとたいへんなトラブルになることが身にしみました。ほとほと精神的にやられました。
意志の疎通と、計画ミス、様々な要因がありましたが、一番はソフトの能力をきちんと評価しなかったこと。

最初のオーダーと、途中からの目的が変化してきてしまったことも大きな理由。WEBは、リアルタイム性、いかに手早く更新できるか、ワープロ感覚で更新できるWEBが欲しい。Blogなんてその最たるモノで、目的としてはぴったり、でも、もう一つの要素で、デザインも手早くさわれることとなると、Blogでは問題がある。データとデザインの分離をして、記事のエントリーシステムを組んで、・・・ある面当たり前のアプローチでは、デザインの変更に金がかかりすぎる。

で、考えたのが、簡易レイアウトソフト、最初は、手軽さ、簡単さ、スピーディーということを最優先させる。そのかわり、デザイン上できないこともあると、念押ししてスタートしたつもりだったのに、まあ、そんな条件設定が最後まで通るはずもなく、はまりまくることになってしまいました。

利用したソフトは、Bind デジタルステージの販売しているもの。
http://www.digitalstage.jp/

まず、値段からして、簡易レイアウトソフト、最初に定義されているスタイルにはめ込んでいくというもの。まあ、さすがにそれでは同じになってしまうので、最小限のデザイン定義をしていくという手はず、・・・・

しかし、実態は、きちんとイラストレーターで作り込んだデザインを再現するという事になっていき、大量のスタイルシートと大格闘、まずもって、何がどこで定義されているのかわからない。さらに、どっちが先に定義されて、上書きされるかまったく情報がない。わかるのは、何をさわっても根本から体裁が崩れるということ。ワイド指定950px、これすら反映できないのにはあまりにも悔しい。

さらに、制作途中でのバージョンアップ、まさか、古いバージョンでスタートしますなんてことも言えないし、このタイミングでほぼすべてやり直し、

カットオーバーの日付すら、ずるずるとズレて、デザインがなかなか入らない。とにかくスタッフ全員待機が続くばかり、この間にも、他の仕事は入ってくるし、断っても待機しないと、デザインが入った時に動きがとれない。この間の仕事の実入りはどうしてくれるのかとスタッフには責め立てられるし、まるまる2ヶ月分の仕事を保証するのは大赤字。まあ、やり直し回数から考えれば、空走時間の保証ではなく、実作業の費用でも同じか、同じ以上だから外注費がかさむのは致し方ないこと。なんとか、多少作業費追加ででてくれないと請求の倍以上支払うことになってしまう・・・これが外人部隊で制作をしている弱点。ただし、腕は確かなんだけど。

で、この忙しさで、机にかじりついて指示をだしていると、びっくりすることが発生・・・・

時計が止まった!!!!!!!

ご老体だから、オーバーホールをしていなかったから?
いやいや、ネジをまいたらスムーズに動き出したぞ、・・・プラ風防のロレックスデートジャスト、ちょうど、バブルの頃にはやっていた奴、コンピで10ポイントのダイヤ、馴染んで(ガタガタになって)、良い味なんだけど・・・

座ったまま、数日仕事漬けになると、腕の動きが少なくて、自動巻がちゃんと働かないようです。それでワインディングできずに止まったらしい。びっくり。

こんな仕事の仕方してはいけません。やはり、自動巻時計が働けるくらいは動く仕事をしないといけませんよね。