椎間板ヘルニアという病気(でも食道がんと比べれば)

なんとか日常生活が少し取り戻せた感じです。ただ、ある角度でとびあがることには代わりがないのでおっかなびっくりです。

これまでも「ぎっくり腰」は経験済み、これも充分に痛い病気です。でも椎間板ヘルニアで神経が直接押されているのに比べれば"ままごと"程度のもの。もう人間としての尊厳を保つことすらできないほどの痛みです。
痛みをこらえながら身動きできず、体の下になった部分がうっ血している状態になるのを見るとこのまま腐って死んでいくのではと恐怖を覚えるほどでした。

時間の感覚も、どの程度の長さ痛みが続いているのかもわからなくなるのです。病室の天井が動く幻覚も見ますし、時間が早くなったり、遅くなったりする幻覚的な状態にもなります。

でも、それでも椎間板ヘルニア程度でよかったと思います。食道がんに比べれば。命の危険がある病気は精神的にどんなものでしょう。
桑田佳祐さんの早い復帰をお祈りいたします。