ソーシャルとソーシャルビジネス

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便利ですし、楽しい話題も多い、SNSがなければ知り合うはずもなかった人は実のある会話をしている。
仕事だって、twitter facebook webからの問い合わせスタートで発生している。

でも、そろそろ我慢できない状態が増えすぎているかも知れない。
実際にイライラの原因になっている事が多々ある。

ひとつは、ソーシャルでビジネスを繋ぐのではなく、ソーシャルそのものをビジネスにしている人が多く、さらにそのレベルがお粗末なことだ。

一ヶ月も早く始めればソーシャルは教える事ができる。それくらい使い方は先行優位なものだ。
これに対してソーシャルの意義であり、実際の使い方、これからのメリットの出し方、そして進歩すべき方向に対してきちんとした思いを持った方が少なすぎるのだ。

フレンドの数を増やすばかりの方法であったり、下地のないファン機能の使い方であったり、このままでは日本のソーシャルが間違った方向にいくと感じる怖さだ。


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次に言いたいのは、いろいろなビジネスの立ち上げがあるが、手を貸すからには何を見返りに、何を提供するのか明確にすべきだ。
私は10年前に、ベンチャーキャピタルからの出資を受け会社を設立した。当然求められるのは上場によるキャピタルゲイン、大手のキャピタルと、そのコンサルタントに多くの事を学んだ。
いかに株主と接するのか、株主の利益保護と、社員との関係であり、役員としての義務、求めること。ビジネスの立ち上げという中でサポーターという中途半端な意味合いの人は理解できないというのが私の考え方です。
いろいろとアナウンスを頂きますが、あまりにも幼稚で、怖いとさえ思えます。

これがソーシャルの実態だとすると怖いことです。私は、私できちんとした接し方をしていきたいと思っています。