仕事の質と単価が合わない事実

デジタルカメラになって何が変わったのか、

1.撮影というものに、写っていないというリスクがなくなった。
=リスクが減ったのだから、リスクに対する手当が無くなってもしかたない。
=その為の保証なんだから。

2.デジタルになってありがたみがなくなった
=誰でも撮れる世界になった。
=誰でも撮れるのならお金払ってまで頼むのもね。

3.設備投資が膨大かつ、頻繁になった。
=デジタルカメラの進歩なんて、去年の最高級機と、今年の普及機で比較すれば、今年の普及機がきれいな世界。
=パソコンからネットワークまで維持費と、付属品に費用がかかる

4.画像処理という手間がふえた、
=現在、解像度変更、色合わせ、フォーマット変更、
なんとも作業量は増えました。まともに利用できるデータを作るには手間がかかるのです。

感覚としては、フィルムと現像代がなくなった分、デジタルの処理費がかかるようになって、単価的に下がる要素は、リスク代がなくなったことくらいでしょう。
そもそも、リスクだって、スタジオで商品撮影をしていると、ミス=再撮影なわけで、これまでもカメラマンが負担してきたわけで、

あがることこそあり、単価が下がるのには納得できないものです。
まあ、言うのは簡単、でも、ビジネスとしてきちんとしたラインにのせるのは難しいことです。

私は、簡単、明瞭、
オーダーによる撮影は、一日10万円+交通費、当然打ち合わせ、下見も作業日として換算というものです。とても明確でしょ。