A typhoon approach

台風13号の接近で、大雨の予想が、その割には今はまだ平穏無事、たいした雨にはなっていない。
8月の大雨では水没したクルマが多数、注意しておかないと。

金曜日は、定期の撮影の日、最近はデータベースの普及で、同じ商品を撮ることが少なくなって、同じ仕事をしていると段々に先細りになる。
どうも商品撮影というジャンルは厳しいみたい。データベース、3D、効率を求めると間違いなく撮影ではなくなっていく。

デジタルになって単価も下がったし。
でも、これは納得がいかないところ。デジタルになって、作業時間は増えている。これまで、現像所がフィルムを取りにきた時点で作業は完了、そのあと、チョイスするという面倒な作業はあるけど、それも楽しみのひとつ。
しかし、デジタルカメラのデータを現像するのはかなりの手間。(デジタルカメラから書き出されるデータは、RAWというCCDが生成したデータです。それを印刷特性、WEB特性に合わせて、TIFFやら、JPEGに書き出すのを、デジタルの現像と呼びます)

JMPAという広告基準カラーであったり、絶対的な色バランスであったり、これまで、色分解という行程で行っていた品質管理をカメラマンがやらなければならなくなっている。撮影と、現像の時間を比べると、とんとんか、もしかしたら、現像のほうが時間がかかったりする。

今までの倍ください。せめて、フィルム代と、現像代と、分解代をプラスして・・と、いいたいのが本音。カメラだって高いんです。
なかなかそうはいかなくて、ちょっと気分まで雨降りになってしまいました。